2016年5月20日金曜日

2日続けてのガス漏れ対応。

こんばんわ。

毎度ありがとうございます。

先日の地震は、久しぶりに驚きましたね。

常総市は震度4でしたね。

改めて、災害に対しての備えが必要だと思いましたね。

自社でも、何年か前より交換期限の調整器はガス放出防止型というものに変更しています。

地震、水害等でガスボンベが倒れた場合、ボンベの根元でガスの供給を停止するものです。

無駄なガス事故を減らすよう全件普及を目指しています。

自社は幸いにも、東日本大震災、関東東北豪雨時にガスボンベが倒れたところがありましたが、

漏えい事故は一軒もありませんでした。

他社さんのガスボンベ(高圧ホース部分)から生ガスが噴き出ているのは見ましたが・・・

これからも、より安心して使用していただけるよう調整器交換時にはご協力お願いいたします。



さて、本題です。

まず、1軒目。

ガス漏れ警報器がなって止まらないと電話をいただきました。

水害後に、新しいものと交換していたので、誤作動ではないし、

よくある虫よけスプレーの使用かなと 思っていました。

ガスの使用を停止していただき、現場を抜け出して点検にお伺いいたしたところ、

家の中に違和感を覚えました。

あれっ・・・このまえまでのキッチンとちがう。

ん~ん?

お客さんに聞いたところ、リフォームしたとのこと。

コンロ台の奥を見ると汚れ防止板が新しくなってる。

あれ。そういえば・・・

自分コック外した記憶がない。

ってことは、誰かが外して付けたのね。

犯人は、大工でした。

漏れている箇所もコックの付け根。

一度外してみると、シールテープもなにもついていなく、ただねじ込まれていました。

そりゃ漏れるわ!!!

この大工が「液化石油ガス設備士」の有資格者かどうかは知りませんが、

まともな大工ではないことだけは仕事ぶりを見てわかります。

配管が邪魔な場合にはご一報下さい。

勝手に外して戻さないでください。

事故を起こして、「想定外」じゃすまされませんよ。

少なくとも自社のビンがついているところでは、やらないでください。
 
最近段取りも取れない大工さん多すぎですよ。

ガス漏れ警報器を取り付けておいてよかった例ですね。

コックも新しいものと交換しておきました。




2件目。

検針時、メーター器に警告表示が出ていると報告を受けまして・・・

早速検査にお伺いいたしました。

「BR」微小漏洩です。

検査の結果、犯人は、ガス給湯器本体でした。

珍しいですね。

日立化成工業株式会社 KZ-244AT 



製造年数は1999年12月。

ダメだこりゃ。

部品はありません。

メーカーにも確認しましたがダメでした。

そうなら、エコジョーズだな。

お財布にも、環境にもエコな機械と交換です。

取付は明日行います。




2日続けてのガス漏れ対応でしたが、

わりかしすんなり場所が特定できました。

手こずる時もありますのでどうかご理解ください。

ガス漏れを発見するには大変な作業になります。

なんせ目に見えませんからね。

配管や、機械はいずれガス漏れします。

すぐに駆けつけてきてくれる地場のガス屋さんを大切にしてください。

関東一円でうろついている「切替業者」に引っかからないよう気を付けてください。

まあ、切替業者に引っかかったお客さんてろくな人がいないような・・・気がします。

切替えて人生変わった、超ハッピー!なんて人見たことありません。

我々もお客さんが大切ですから、安心・安全に最大限の力で対応いたします。 

補修工事・更新工事・交換工事等ご協力をお願いいたします。

三代目  武笠 翠

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