毎度ありがとうございます。
先日折り込みさせて頂きましたチラシの件で、ちらほらお声をかけて頂いています。
「見たよー」とか、「システムバスもやってるんだ」とか、商品に関するご相談、
ご提案もさせていただいています。
ありがとうございます。
リフォームをお考えの方、他社製品で迷われている方、システムバスに関すること、
全く関係ないこと、まずはご相談ください。
さて、先日の水栓部品交換・水栓交換などをご紹介します。
常総市水海道のお客さん宅。
シャワーヘッドより漏水とのこと。
ユニットバスは、旧ヤマハリビングテック(現トクラス)です。
取りついている水栓は、旧MYM(喜多村合金製作所)製品。
部品保有会社はKVKになります。
型式はMS6810シリーズ。
10年以上使用していることを考えると、そろそろ部品がなくなってきてもおかしくない状況です。
一番怪しい、切換え弁を交換します。
さらに、サーモカートリッジも交換しておきます。
お湯の温度を制御する部品です。
交換しておきますと書きましたが、なぜ壊れていない部品まで交換するのか!?
理由は、簡単です。
部品供給不可になると、修理ができません。
水栓本体の交換になります。
これが、高額なんです!!
MS6810シリーズの場合、10万円からです・・・(サービスさん談)
だったら、故障リスクが高い部品、供給不可になって困る部品は、今のうちに交換してしまい、
あと10年ぐらいは使用してもらいましょうって魂胆です。
もちろん、動作保障するわけではありませんが、お客さんと話し合った結果です。
ユニットバス本体は、まだ10年ちょっと。
水栓があと10年もてば、10年後にはユニットバスを含めてのリフォームも考える時期でしょう。
その時期まで故障せず使用できるのが、わたくしの願いです。
下記画像の左側がサーモカートリッジ・右側が切換え弁です。
簡単に部品を取り外しているように見えますが、
今回は苦戦しました。
前面のパネルを外すことができず、トクラスのサービスさんのご協力の元ようやく外しました。
そもそも、全面パネルは外さなくても部品交換は出来るような構造になっているのですが、
部品の固着により、どうしても外さなくてはならない状況に陥ってしまったのです。
苦戦の上外した前面パネル。↓
ここまでくれば、なんとか部品交換できます。
真ん中と、右側に見える黒いところが交換した部品です。
真ん中がサーモカートリッジで、右側が切換え弁ですね。
銅パイプでつながれているユニットバスによくある構造ですね。
これが、取替になると高額になるんです。
実は、色々なメーカーのこのような修理に携わっていると、
良いところ、悪いところがはっきりと見えてきます。
今のユニットバス(システムバス)は、昔に比べよくはなってきていますが、
お客さんが見えない部分では、
いざメンテナンスが必要になった場合を想定して設計されていない
(やりにくい、できない、専属のサービスにしかできない)メーカーが実在します。
自分の、経験・実力不足なのかもしれませんが・・・
もう少し、考えてほしいものです。
メーカーのサービスは、よっぽどタイミングが合わない限り早急には来ていただけません。
自社のように、ガスや水道を取り扱っていると、
昼夜問わず待ったなしで呼ばれることが多々あります。
なので、状況確認後、緊急の場合すぐにお伺いするように徹しています。
確実に来てもらえる、対処してもらえる、適正価格でやってもらえる、
このような業者さんを今一度確認しておいたほうが、
いざという時に慌てなくて済むかもしれませんね。
もちろん、武笠商店にご連絡いただいてもかまいませんよ。
むしろ、自社のLPガスをご使用のお客さんはご連絡ください。
知らない人にお家に上がられるより、安心できますよね?
武笠商店では、このような修理も行っております。
漏水している、お湯が熱くならない、給水給湯の出が悪いなど、
水栓に関すること何でもご相談ください。
丁寧、誠実に対応させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
三代目 武笠 翠
MS6810の漏水で困っていました。とりあえず前面パネルを外そうと思いましたが、全くどこから手を付けてよいか解らず困り果てていましたところ、こちらのブログにたどり着きました。プロの方でも「苦戦の上外した前面パネル。」と記載されておりますので私には無理かもしれませんが、もしよかったら、パネルのネジ個所やはめ込み個所などご教授頂ければ助かります。プロの方にお金も支払いもせず大変厚かましいことで申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
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